LSERVOPTS環境変数は、ライセンスサーバのホストシステムで使用されて、ライセンスサーバのパフォーマンスやコンフィグレーションに影響を及ぼします。使用できるオプションは次のとおりです。ライセンスサーバのコンフィグレーションオプションの設定方法も参照してください。
| LSERVOPTSのオプションの概要 | |
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オプション |
説明 |
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-s license-file |
ライセンスファイルの名前と場所を指定します。デフォルトでは、ライセンスサーバはローカルディレクトリのlservrcファイルを使用します。ライセンスファイルの場所は、環境変数LSERVRCでも指定できます。
ライセンスファイル名が指定されていない場合、"lservrc"が使用されます。 |
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-e license-configurationfile |
ライセンスサーバのオプションのコンフィグレーションファイルの名前と場所を指定します。このファイルは、アラートのためのコンフィグレーション情報と、読み取り可能なライセンスコードのリマッピングステートメントを格納できます。
デフォルトでは、ライセンスサーバはlicense-file.cnfファイル(ライセンスサーバが使用するライセンスファイルのパスに拡張子 .cnfが付加された名前)を使用します。コンフィグレーションファイルの場所は、環境変数でも指定できます。詳細については、アラート指定を参照してください。 |
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-l usage-log-file |
ライセンスサーバのUsageログファイルの名前と場所を指定します。この設定により、Usage(使用状況)ロギングが有効になります。デフォルトでは、Usageロギングは無効です。 |
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-f <trace-log-file> |
トレースログファイルの名前と場所を指定します。 |
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-tr <level> |
トレーシングレベルを設定します。トレーシングの有効化を参照してください。 |
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-z <file-size> |
Usageログファイルとトレースログファイルの最大サイズを指定します(ロギングが有効になっている場合)。最大サイズはバイト、キロバイト、またはメガバイト単位で指定できます。たとえば、-z 2000は2000バイト、-z 2kは2000KB、-z 2mは2000MBの意味です。デフォルト値は1MBです。 |
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-x |
Usageログファイルとトレースログファイルがオーバーフローした場合の自動バックアップを無効にします。ライセンスサーバは、それらのログファイルへのレコードの書き込みを停止します。 デフォルトでは、Usageログファイルとトレースログファイルが最大サイズに達した時点で、ファイル名に2桁の数字が付加された新しいファイルが生成され、元のファイルの内容が新しいファイルに移動されます。たとえば、元のログファイルの名前がlserv.logの場合、1番目のバックアップファイルの名前はlserv.log.00になります。その次にバックアップファイルが生成されるとき、ファイル名には01というバックアップ番号が付加されます(たとえばlserv.log.01)。バックアップ番号の最大値は99で、99に達すると、既存のバックアップファイルが順番に上書きされます。 バックアップファイルの生成時にクライアントがライセンスサーバに接続している場合、処理中のトランザクションについてはダミーレコードがバックアップファイルに書き込まれます。次に生成される新しいファイルにも、対応するダミーレコードが書き込まれます。ダミーレコードはユーザ名LM_SERVERによって識別されます。 -xオプションが指定されている場合、オーバーフローした時点でファイルのバックアップは生成されなくなります。 |
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-port port-number |
ライセンスサーバのポート番号は、ライセンスサーバとクライアント間でのデータ転送時にTCP/IPプロトコルで使用されます。ほとんどの場合、これを変更する必要はありません。 ライセンスサーバ ― 使用頻度の低い変数の「LSPORT ―ライセンスサーバのTCP/IPポートの設定」を参照してください。 |
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-com percentage |
コミュータライセンシングでは、コミュータ以外のネットワークライセンスと同じライセンストークンが使用されます。ライセンストークンがすべてコミュータに使用されることを防ぐためには、コミュータライセンスとして使用できるライセンストークンのパーセンテージを設定します。指定されたパーセンテージのトークンがコミュータライセンスとして使用された場合、使用中のトークンが返却されるまで、新たにコミュータライセンスには使用されなくなります。 |
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-rlf redundant-license-file |
指定されたリダンダントライセンスファイルを使用して、ライセンスサーバをリダンダントライセンスサーバとして起動します。lservrlfリダンダントライセンスファイルがライセンスサーバと同じディレクトリに格納されている場合は、ライセンスサーバをリダンダントライセンスサーバとして起動するためにこのオプションを使用する必要はありません。 |
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-lfe encryption-level |
ライセンストランザクションがライセンスサーバログファイルに書き込まれる際の暗号化レベルを1~4の数字で指定します。トランザクションの暗号化と暗号化レベルの詳細については、Usageロギングの設定を参照してください。 一部のライセンスコードでは、ソフトウェアベンダの設定により、顧客サイトでの暗号化レベルの指定が無効になることがあります。 |
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-u group-reservations-file |
オプションのグループリザベーションファイルの名前と場所を指定します。デフォルトでは、ライセンスサーバはカレントディレクトリのlsreservファイルを使用します。グループリザベーションファイルの場所は、環境変数LSRESERVでも指定できます。 |
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-us file-name |
アップグレードライセンスファイルの名前と場所を指定します。 |
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-q |
クワイエットモードに設定します。このオプションが指定されている場合、ライセンスサーバはバナーを表示せずにクワイエットモードで起動します。予期しない状況はログに記録されます(UNIXの場合のみ)。 |
ライセンスサーバの一部の起動オプションは、個々の環境変数でも設定できます。また、それらのオプションは、LSERVOPTS環境変数でも設定できますが、それは推奨しません。個々の環境変数による設定は、LSERVOPTによる設定よりも優先されます。設定の矛盾を回避するため、可能な場合は常に、個々の環境変数を使用することを推奨します。
たとえば、Windowsコンピュータ上で動作するライセンスサーバで、ログファイルの最大サイズを2MBに設定し、最大サイズに達したらロギングを停止し、ライセンスサーバをクワイエットモードで起動するためには、次のコマンドを使用します。
SET LSERVOPTS=-z 2m -x -q