2.部分修正

検証の結果としてエラーが検出された箇所のみを修正します。


修正対象の選択
チェックメイトダイアログの「パート」タブを選択し、
  • 「現在のパート」
  • ... 現在グラフィックスウィンドウに表示されているパートを修正対象にする
  • 「すべてのロードされたパート」
  • ...現在NXにロードされている全てのパートを修正対象にする
  • 「ディレクトリのすべてのパート」
  • ...指定フォルダにある全てのパートファイルを修正対象にする

    のいずれかを選択します。
     
    アセンブリを修正対象にする時の指定方法(2通り)
  • アセンブリを構成するすべてのパートを開いて「すべてのロードされたパート」を選択する
  • アセンブリのトップパートを開いて、コンポーネントのロードオプションで「全レベル」を選択する

  •  
    検証の実行
    部分修正では事前に検出されたエラー箇所のみを修正します。従って事前に検証を実施した上で、エラーが検出された場合のみ部分修正を実行してください。
    ※部分修正の対象となるエラーは下記の通りとなります。ここに記載したエラーが検出されなかった場合は部分修正を実行しても効果はありません。
    • 微小曲線/セグメント(曲線)
    • 全体的に狭いフェース
    • 過度な共有エッジ
    • エッジループの向き
    • エッジとベース曲面の隙間
    • フェース間の隙間
    • 曲線間の隙間
    • エッジループの自己干渉
    • 曲面の自己干渉
    • セグメント間の折れ
    • サーフェスパッチ間の折れ
    • 微小曲線/セグメント(セグメント)
    • 狭い曲面/サーフェスパッチ(パッチ)
    • 曲線の自己干渉
    検証実行の詳細については「3.検証」−「1.検証」をご参照ください。
     
    CADdoctor for NX Partial Healer(Nissan)の選択
    「テスト」タブを選択し、「カテゴリ」の中から「CADdoctor for NX Partial Healer(Nissan)」を「選択されたテスト」に追加します。
    (「カテゴリ」内で「CADdoctor for NX Partial Healer(Nissan)」を選択した状態で追加ボタンを押すか、 「CADdoctor for NX Partial Healer(Nissan)」をダブルクリックすることでテストとして追加されます。)
     
    カスタマイズ設定
    (※必須ではありません。デフォルトの設定から変更したい場合のみ 実行してください。)

    「テスト」タブを選択し、「選択されたテスト」にてCADdoctor for NX Partial Healer(Nissan)を選択し、「カスタマイズ」ボタンを押します。
     
    以下の「カスタマイズ」ダイアログが表示されます。
     
    カスタマイズダイアログで設定できるオプションは以下の通りです。
    オプション内容
    ヒーラを構成 修正に使用するトレランスを設定します。
    以下のダイアログが表示されます。
     
    元のボディをバックアップする 部分修正を実行する際に元のボディをバックアップとして残しておくか否かを選択します。
    CSV結果ファイルを出力 修正結果をCSV形式でファイル出力します。指定フォルダ内にファイル名"(西暦下2桁)+(月)+(日)+(時)+(日)+(秒)_ユーザ名_heal.csv"で出力します。
    出力先フォルダ CSV結果ファイルの出力先フォルダを指定します。 「CSV結果ファイルを出力」オプションがチェックされている場合のみ有効 です。
    【注意】日本語を含むフォルダ名を指定することはできません。
    共通の設定 Checker/Healer共通の設定を行います。
    以下のダイアログが表示されます。
     

    ライセンス割り込み防止時間(秒) :
    各パートファイルの保存に時間がかかる場合には、こちらの秒数を
    大きく設定して下さい。デフォルトは30秒です。
     
    実行オプションの指定
    (※必須ではありません。デフォルトの設定から変更したい場合のみ 実行してください。)

    「実行オプション」タブを選択し、「チェック後のパート保存」のプルダウンにて「合格の場合に保存」を選択、「チェックフラグを生成」と「警告を合格として処理」をチェックします。これにより、全ての基準項目に合格するとパートにフラグが付加されるようになります。

    「実行オプション」の設定を保存したい場合には、NXメニューの[ファイル]→[ユーティリティ]→[カスタマデフォルト]→[解析]→[チェックメイト]の 「実行オプション」タブより設定を行って下さい。

    【注意】 「パート」タブで「ディレクトリのすべてのパート」を選択した場合、エラーが検出された時に 参照点が保存されません。参照点が必要な場合は「チェック後のパート保存」のプルダウンにて「常に保存」を選択してください。
     
    修正の実行
    を押し、修正を開始します。
     
    修正が開始され、進捗を示すダイアログが表示されます。
    実行中に処理を中断したい場合は「キャンセル」ボタンを押してください。

    【注意】チェック実行中はNXの操作は行わないで下さい。
    本修正の実行後はフリーエッジが発生する可能性があり、実行中に以下の警告ダイアログが表示されます。確認の上、「はい」ボタンを押してください。
     
    処理が完了すると結果ダイアログが開き、結果が一覧表示されます。修正後に検証するよう設定した場合は、検証の結果も併せて表示されます。
    不具合箇所の特定方法などは「エラー箇所の確認方法」をご参照ください。
     
    【注意】 部分修正の内部処理としては、元のフェースに基づいて作成した新しいフェースで元のフェースを置き換えています。作成したフェースについてSEWコマンドが成功した場合には、そのフェースを含むボディがフィーチャグループ[SEW SUCCESS]に追加されます。これに対してSEWコマンドが失敗した場合、作成したフェースは抑制され、そのフェースを含むボディがフィーチャグループ[SEW FAILURE]に追加されます。