==================================================================== Drawing Validator Ver.3.0 リリースノート 株式会社エリジオン 2023年7月 ==================================================================== ■出荷製品 - Drawing Validator ■バージョン - Ver.3.0 正式版 ■動作環境 - 対応OS Windows 10 Pro 64bit Edition Windows 11 Pro(サポート対象は以下のCADバージョン) - Creo Parametric 7.0.7.0以降, Creo Parametric 8.0.3.0以降, Creo Parametric 9.0 - NX 2007 Series, NX 2206 Series, NX 2212 Series - Inventor 2023 - 動作確認済ブラウザー Microsoft Edge 115.0.1901.183 (Chromiumベース) Google Chrome バージョン 115.0.5790.102 Mozilla Firefox 115.0.2 ■サポートCADバージョン - Creo Parametric 4.0 M020以降 - Creo Parametric 5.0 - Creo Parametric 6.0 - Creo Parametric 7.0 - Creo Parametric 8.0 - Creo Parametric 9.0 - NX 1847 Series - NX 1872 Series - NX 1899 Series - NX 1926 Series - NX 1953 Series - NX 1980 Series - NX 2007 Series - NX 2206 Series - NX 2212 Series (*1) - Inventor 2020 - Inventor 2021 - Inventor 2022 - Inventor 2023 ■今回の出荷について - Drawing Validatorについては、製品品質のさらなる向上を目指し、今後、弊社基幹製品「Elysium 3DxSUITE」との統合を進めていくことにいたしました。 その一環として、今回は以下のような大きな変更を行いました。 1. ユーザーインターフェイス変更(3DxSUITEベースへ変更) 2. 導入方法改善(インストーラー対応) 3. ライセンスフィーチャー更新(3DxSUITEベースへ変更) 以下、対応概要です。 1. ユーザーインターフェイス変更(3DxSUITEベースへ変更) - Drawing Validatorを3DxSUITEのユーザーインターフェイスであるFront-End製品上で動作するようにいたしました。 - 比較実行方法の詳細については、同梱しているマニュアル「Drawing_Validator_Execution_Manual_ja.pdf」をご参照ください。 2. 導入方法改善(インストーラー対応) - 今回のVer.3.0からインストーラーにてDrawing Validator環境を構築できるようにいたしました。 - 導入方法の詳細については、同梱しているマニュアル「Drawing_Validator_Installation_Guide_ja.pdf」をご参照ください。 3. ライセンスフィーチャー更新(3DxSUITEベースへ変更) - 製品使用時のライセンスについて、ライセンスフィーチャーを今回Ver.3.0から3DxSUITEベースへ変更いたしました。 - 必要なライセンスの発行については、ライセンス関連の弊社製品窓口までお知らせください。 - お客様の使用可能なユーザーインターフェイスについて - 従来の Drawing Validator Standard パッケージを所有しているお客様は、 現在更新いただいているライセンスのみで SmartLauncher (Standalone) を利用できます。 他のアプリケーションを利用して比較を実行したい場合には、別途ライセンスが必要となります。 そのような場合には、弊社製品窓口までご相談ください。 ■主な対応項目 (上述の項目以外) - 新CADサポート - Autodesk Inventor - サポートバージョン 2020, 2021, 2022, 2023 - 新CADバージョン対応 - [CreoP] Creo Parametric 9.0 - [NX] NX 2212 Series (*1) - 比較機能改善(Creo、NX、Inventor共通) - Revision情報が存在している場合、レポート"実行情報"内の比較元/比較先CADファイル名のあとにRevision番号を追記するように対応しました - NX比較機能改善 - ハッチングに対応しました [SupportID=00056020, 00062907] - ユーザー定義注記が正しく検出されない現象を修正しました [SupportID=00067720] - はめあい寸法が正しく検出されない現象を修正しました [SupportID=00071040] - 検査寸法が正しく検出されない現象を修正しました [SupportID=00071040] - 参照寸法が正しく検出されない現象を修正しました [SupportID=00071040] - 尺度に比例しない寸法が正しく検出されない現象を修正しました [SupportID=00071040] ■特記事項 - (*1) NX 2212 Seriesは2023年9月末に出荷予定の3DxSUITE EX9.1.14のFront-Endにて使用可能となります。 - この出荷物には新しいユーザーインターフェイスの使用に必要な3DxSUITEのFront-End製品のインストーラーも含めています。 \installer\3DxSUITE - Ver.3.0は3DxSUITEのEX9.1以降をサポートしています。 - NX 1847 Seriesのみ、今回、上述の"NX比較機能改善"は適用されておりません。 - 比較レポート1ファイル化対応に関連して、レポート編集の一部動作が変わりました。(Ver.2.3より) - HTMLレポートからもチケット編集機能が使用できます。 - レポートをロード後、初回編集時にユーザー名を聞かれます。 - レポートが編集されるとタイトルバー右側に「保存」ボタンが表示されます。 - 「保存」ボタンを押して表示されるダイアログの指示に従って保存してください。 - 未保存のままブラウザー/タブを閉じようとすると、 「このサイトを離れますか?」という通知ダイアログが表示されます。 - Ver.2.0以降に同梱のDrawing Validator Viewerにて Ver.1.2以前で作成したUNCパス上に存在するレポートが開けない現象が確認されています。 - Creo Parametric 4.0 M080にて、一部の図面上の表のセルの比較において 差異検出の結果をクリックした際異なる場所がハイライトされる現象が確認されています。 本現象はCreo Parametric 4.0 M040では再現しません。PTC社と対応について調査中です。 - Drawing Validatorのインストーラーはサイレントインストールには非対応です。 - Drawing Validatorの使用に必要なソフト(Ghostscript)のインストーラーがサイレントインストールには非対応のため。 - インストール先のフォルダー名に日本語等のマルチバイト文字が含まれると比較実行に失敗します。 - Microsoft Edgeでタッチ操作を行う場合は以下の設定が必要です。 1. アドレスに"about:flags"と入力、エンターを押しフラグ設定画面を開く。 2. 「タッチイベントを有効にする」を「タッチスクリーンが検出された場合のみオン」または「常にオン」に設定する。 ■外部ライブラリーの使用許諾 - doc\LICENSE\third_party_notices.html をご参照ください。 以上